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期末シーズン&5月の予定

 ケネディスクールは、全ての授業が終わり、期末試験やレポートのシーズンに入っています。今学期、僕は結局、「金融危機(Financial Crisis)」の授業は途中でドロップして、3つの授業のみ取りました。正直なところ、ジャパントリップの準備・企画に相当な時間を取られたので、4つの授業を受講し続けることが難しかったのが実情です。3つの授業のうち、「エネルギーの地政学(Geopolitics of Energy)」の授業は、最終レポートはなく、プレゼンテーションと計4回のメモの提出で済んだので、期末シーズンにすることは残っていません。

 ちょうど今朝、リーダーシップの最終レポートを出し終わったので、残るは民主主義の理論(Democracy Theory)の最終レポートのみです。最終レポートのテーマ設定や構成の議論に、ジェーン・マンスブリッジ教授が各学生と2回のオフィスアワーを設けてくれました。アメリカでも最も権威のある政治理論学者の一人である教授が、ここまで学生に対してサポートをしてくれるのは、非常に贅沢だと感じます。僕は、テーマとして、市民の声を反映した日本の政策決定のあり方、仕組みについて、考えてみたいと思っています。特に、福島の原子力発電事故の後、日本のエネルギー政策など、これまで一般の市民が声をあげてこなかった政策に、市民が声を反映させようとする動きが大きくなってきていると思います。どんな政策決定のあり方がよいのか、授業で習った民主主義の概念や、アメリカの事例などを使いつつ、論じたいと思っています。この民主主義の理論のレポートは、今週末に提出する予定です。

 もう一つ、僕にとってありがたい話がありました。メガン・オサリバン教授が、今年エネルギーの地政学に関する本を出版するにあたり、それに関するデータ収集などのために夏限定のリサーチ・アシスタントを募集していました。僕は、6月からは国際機関のインターンに行く予定ですが(いまだ確定はしていないですが、おそらく行けると思います。)、5月中は比較的時間があるので、この募集に手を挙げていました。昨日、教授から連絡があり、5月限定で構わないので、リサーチの手伝いをすることになりました。具体的には、シェールガス革命などを受けて、エネルギーが豊富にある状況(the new energy abundance)が生まれつつあるが、それが日本の外交政策や国内政策にどのような影響を与えているかという点について、調査をすることになりました。僕自身の関心分野とまさに合致していますし、こうした貴重な機会をきちんと活かして、オサリバン教授の本の質の向上に少しでもつながるよう、頑張りたいと思っています。また、実務・アカデミックの両方を知っている一流の教授であるオサリバン教授から、物の考え方とか、仕事の進め方など、色々と盗めるものは盗みたいなと思っています。
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tak

Author:tak
2014年8月より、ハーバード大学ケネディスクール(Harvard Kennedy School, HKS)に2年間留学しています。

HKSでは、エネルギー・環境政策や経済政策、交渉術、リーダーシップなどを学ぶ予定です。このブログでは、HKSでは何をどう教えているか、世界の政治経済分野のリーダーの考え方・習慣、英語学習の秘訣、その他日々の学び・感動を書き記したいと思います。

なお、このブログに書かれたことはすべて個人的見解によるものです。

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