Entries

グループワークの難しさ

僕は、日本にいる頃から、グループワークで自ら仕切る立場に立つことは、決して得意ではありませんでした。大学の学部(都市工学)の時も、大学院(技術経営)の時も、良い意味で仕切り屋さんが多い環境でした。ガンガン前に出て仕切る人がグループ内にいると、その人を押しのけてまで自分が仕切ろうとは思わないので、一歩引いて、補足的な意見を言ったり、議事録を作成したりする役割を担うことが多かったです。一番好きでなかったのは、就職活動の評価の一環として課されるグループワークでした。複数の評価者が見ている中、学生も合格するために皆必死で議論を仕切ろうとして、不自然な空間になるからです。

ケネディスクールのグループワークでは、元々の自分の習性に加え、英語力の壁が大きく立ちはだかり、日々苦戦しています。日本では議事録を作成したりすることでグループに貢献できていましたが、英語力の不足ゆえ、そうした役割を積極的に引き受けることでさえ、一歩引いてしまう自分がいます。というのも、グループメンバーの英語がよく分からないことがあるので、迷惑をかけてはいけないなぁと思ってしまうからです。(特に、インド人の英語がいまだに聞き取れないことが多いです。)このままではまずいなぁという危機意識はすごくあります。自分の英語力に絶対の自信がつけば、もっとグループに貢献できるという感触は持っています

また、ケネディスクールの学生は、我の強い人たちが多いです。ハーバードに来ているプライドもありますし、皆自分のことを優秀だと思っているので、中々意見を曲げません。特に、ミッドキャリアと呼ばれる平均年齢30代後半の学生たちの押しの強さが凄まじいです。彼らは各国で政治家だったり、軍人だったり、既に企業を立ち上げているような人たちです。そのため、成功体験もあり、自信に満ち溢れています。このミッドキャリアの存在が、ケネディスクールと他のプロフェッショナルスクールとを分けているポイントだと最近では感じています。僕のクラスメイトであり、MBA(ウォートン校)とケネディスクールのデュアルディグリーの友人に聞いても、自己主張の強いミッドキャリアの人たちがいることが、良い意味でも悪い意味でも、皆がどんどん自己主張していくケネディスクールの授業のスタイルを作っているとの意見でした。

日々の仕事を何となくこなすことのできていた日本にいる頃と違って、毎日できないことが多く、もどかしいのですが、その分、一日一日もがきながら成長している実感はあります。アメリカに来て既に3か月強が経ちました。一年半後に、多国籍の我の強い人たちからなるグループを仕切って、議事録も進んで取っている自分の姿をイメージしながら、一歩ずつ進歩していきたいと思います。
Related Entries
Use trackback on this entry.
http://wearewhatwechoose.blog.fc2.com/tb.php/59-1c140995

Trackbacks

Comments

[C39]

三ヶ月目の今は精神的にも肉体的にも一番苦しい時でしょうか?しかし自分の状態を冷静に傍目で見れるのはすごいですね。大丈夫、ずっとブログを読んでいると日々の成長の跡が随所に感じられますよ。どんな人もいつもいつも前向きにはなれないから、少し気持ちが下向きかなと感じる時にはちょっとした気分転換を心がけてくださいね❗️
  • 2014-11-18 20:31
  • Otto
  • URL
  • Edit

[C40] Re: タイトルなし

ありがとうございます。そうですね、中々成長がはっきりとは実感できず、苦しい時期ですが、気分転換もしつつ、前向きな気持ちを保てるようにしたいと思っています。
  • 2014-11-24 02:49
  • tak
  • URL
  • Edit

Post a comment

Post a comment
Only the blog author may view the comment.

Appendix

プロフィール

tak

Author:tak
2014年8月より、ハーバード大学ケネディスクール(Harvard Kennedy School, HKS)に2年間留学しています。

HKSでは、エネルギー・環境政策や経済政策、交渉術、リーダーシップなどを学ぶ予定です。このブログでは、HKSでは何をどう教えているか、世界の政治経済分野のリーダーの考え方・習慣、英語学習の秘訣、その他日々の学び・感動を書き記したいと思います。

なお、このブログに書かれたことはすべて個人的見解によるものです。

最新トラックバック

ページビュー数

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR